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15-日本に帰れないかも・・・ ベトナムの怪奇

8月18日(木) 旅の14日目

昨夜は旅の疲れからかWiFiでバスステーションを検索することもなくシャワーを浴びてそのまま眠りについてしまった。

今日はシェムリアップかベトナム・ホーチミン市に戻どって明日のフライトまで過ごそうと考えていた。

 

いずれにしてもバスステーションらしき場所を探さなければならなかった。

しかし、ネットで検索すれどプノンペンというところはバス会社が独自の出発場所を持っているらしく、つまり、ツアーバス会社を探すと同時に場所を確定させなければならないらしい。

シェムリアップに行ったとしても、翌日15時のベトナムからタイへのフライトに間に合うかは難しそうだ。

 

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起きてからカーテンを開ける。

・・・眼下にバスが10台位屯っている。目の前がバス会社の停泊所なのだった。

門は閉まっていて丁度6:30位に関係者が門を開けて入っていった。

「こんな偶然があっていいのか?」ネットでバス・ステーションがどこなのか判らず苦労していたというのに!

階段を降りて行って、バスの運転手に聞く。

「これはどこに行くバスですか?」

「ホーチミン市だけど・・・」

「あっ、いくらですか?」

「10ドル」

「9ドルにまけてもらえませんか?」

「・・・いいよ」

「何時に出発するんですか?」

「後、10分位かな?」

「じゃ、目の前のあのゲストハウスに泊まっているので荷物をまとめて戻ってくるので待っててもらえますか?」

「ああ、いいよ」

ぼくはゲストハウスに少し興奮した状態で戻り、荷物をまとめチェックアウトし、バスの運転手に9ドルを丸めて手渡し、奥のシートへ行ってと言われて席に着く。

途中、案内係員が清掃を始めた。

しばらくすると、自分を乗せていなかったのように、最初のチケット始発ターミナルに着いた。

乗客がチケットを持って乗り込んできた。やはり、懐ドルなんだと確信する。

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約3時間のバスに揺られ、カンボジア国境に近付くとパスポートを係員が収拾する。が、「ミスター!ベトナムに戻れませんよ、30日以内の入国はベトナムVISAが必要になったんです」

「・・・そんな、フライトチケット、ほらスマホでe-チケット持ってるから多分ベトナム入国できるかも?」

「・・・うーん、頑張ってみてください!」

カンボジア国境に着いた。この国際バスはツーリストをすべて降ろして各人が出国手続きを済ませた後、ベトナム入国審査場まで移動し、各人がベトナム入国審査を終えた後ホーチミン市に向かうらしい。

カンボジア出国監査官

「ベトナムVISAは?」

「持っていませんが、この通りフライトチケットを持っています」

「ベトナムVISAを持っていなければ出国できません」

あちらに行ってください!

数人のファランと一緒に個別の監査官詰め所へ

「サイゴン-ドンムアン空港のチケットを持っています、ほら・・・」スマホを渡す。

「あのね、ベトナムの規制で30日以内の2度入国は認めてないの」

「・・・でも、あっカンボジアみたいにベトナムVISAって入手できるんですか?」

「・・・ベトナムVISAは国境では取得できない」

「・・・わかりました(涙)」

カンボジア出国監査官は行列となってしまった次のファランに「キャント」という声を連発していた。頭を項垂れたファラン達と一緒にプノンペン行きバスに乗り込んだ。

バス案内係が言う「ベトナムは2回目の入国はできないんだ」

・・・お前らは何度でも入出国できるくせに!

「はい、5ドルね」

外国観光客がベトナム帰国便を持っていたら悪夢であろうに。

後日、ベトナムの日本大使館HPを覗くと10ドルで空港から再入国を臨時処置で認めていることがわかった。

こんなひどいことするなよ、ベトナムは親日国じゃなかったのか?社会主義国という印象ないぞ~。

後の祭りでSGN-DMK 87.50USDがデジタル紙屑になった!

バンコクに戻れないのだ!!!

つまり、日本に戻れなくなった!!!

うなだれて、約往復7時間のカンボジア国境の旅は終了した。

心は空っぽだった。

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プノンペンのバスステーションに到着したらしい。

人でごった返している。

バス内では咳をするファランが多くマスクをして予防した。

もうウザすぎるバイタクにトゥクトゥク達!

ここはインドか?しつこすぎる!

バスステーションを離れSIMカードのリフィールで1ドル追加する。

さて、こうなったら空港でチケットを買おう、と決意する。

バイタクがやってきた

「どこ行くの?」

「・・・空港」

「4ドルで行くよ」

「・・・」もう3ドル平均って知ってたけど値上がりしてんだろ!

「行ってくれOKだ!ちくしょう」ぶっきらぼうに答えた。

「・・・はいヘルメット」心配そうな顔だ。

結構な時間がかかって空港へ・・・遠いのだ。

途中、「チケット持ってるのか?」

「いや、空港で見つける・・・なかったら考える」

「・・・買えるといいね」

という会話をした。

4ドルを渡すと「きっとチケット買える!良い一日を」と言われてしまう。

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空港内チケット売り場に向かう。エアアジアへ。

「今日の便ある?」

「ええ、今170ドルです」

「クレジット使える?」

「いえ、現金だけです」

「そう、じゃ今このスマホで購入するよ」

スマホでエアアジアのアプリでドンムアン空港行きを検索する。

エラー・・・どんどん料金が跳ね上がっていく・・・んっ。

「ATMはどこ?」

「あっちです」

スマホデータが更新された。

200ドル以上!こんなんじゃ、乗る気になれない!明日のチケットはと・・・

102ドル 8:25-9:30 ゲット。ああ株やってんじゃないんだけど!

プノンペン空港周辺の宿で一泊する。

再度ATMの場所を聞き、空港から出る。吉野家とかがある!

バーガーキングもおいしそうだ。でもドルが・・・。

50ドルほどATMでおろしてハンバーガを食す。お金は少なくなると心細くなり、お金を持つと豊かな気分になる。

結局おろさなくてもよかったんだけど気持ちの問題だったかな。

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空港周辺の宿を何件かあたり、10ドルの香港系宿に決めた。

一番安くて良い部屋だった。周辺を散策すると・・・

ここらは中華系・・・

あっ置屋らしい。

怪しい裏通りが。

例のごとくお店で屯して飲んでるおいちゃんの側でアンコールビールを頼んで一緒に飲む・・・

英語は通じないけど心で通じる・・・

これ食べなよとお新香みたいなむちゃやばいマンゴー系の辛いつまみを勧められて食べてみる・・・んっ、うまい!

ビール2缶でやっぱり1ドル。

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この空港周辺を探索する余裕がない。

先程、アルコールは出さないという麺屋さんに戻ってNo1メニューを注文する。

なんでこの娘達はそんなにじろじろニコニコ見るのか不思議だった、出された料理を一口食べる「んっ、まずい!!!」

3口くらいで残す。

スープ・・・激マズ!

一口で終わり。チェック!

3ドル!

なぜかみんな外国人が珍しいのか顔を寄せて目を見開く。

まねして目を見開いて笑う、なんじゃこりゃ!

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途中コンビニと思って入った台湾系のお店で缶コーヒーを2つ買うも4ドルもした。

こりゃボラレタ!

(10ドル札を渡しでドルがないとか言って釣銭をごまかされた!)

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まるでごみの山と思われる衣類や靴が売られているのにもびっくりしたし、屋台で座ってビールを頼もうとしても外人お断りみたいな目にあったのもカンボジアらしかった。

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こうして絶望感を背負ったままプノンペン周辺の怪しげな夜は更けていった。

バンコクに帰りたい・・・

 

この思いだけを抱いて眠りについた。