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THAI LIFE OGASHA 旅すること 

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タイ マレーシア シンガポール 写真で綴る旅日誌 

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タイ 2011年4月から5月

当時、エアアジアXは羽田-クアラルンプールに就航していた。ぼくはユナイテッド航空の1年旅行航空券を片道使って成田空港からスワンナプーム空港に飛んだ。帰りの便はエアアジアXを予約していた。

 

当時の記憶が曖昧な為、写真を中心に思い出していきたい。

沢木耕太郎「深夜特急」の影響から自分もマラッカの夕陽だけを見にバンコクからハジャイへの列車に乗った。

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ハジャイでは安宿キャセイゲストハウスに泊まり、翌日のクアラルンプールへの寝台列車を予約した。マレーシアへの入国審査ではタイウィスキー1本(750ml)と飲みかけのもう1本が見つかってしまう。別室で何だかんだとひと悶着あったが、最終的に入国スタンプを押してくれた。

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当時、SIMフリーのスマートフォンは気が遠くなるほど高額で、iPhone4S(au)を下駄(下写真のSIMを乗せる機器)を履かせて現地のSIMを安く購入して使っていた。予備でiPhone3GS(SoftBank)も修理して持っていた。

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クアラルンプール KLセントラル駅からマラッカへはバスで行ったのだが、外国人観光客が少なく1組のファラン家族と自分だけで出発した。マラッカの安宿はイースタン・ヘリテージだったと思う「地球の歩き方」掲載写真とは異なり、オンボロ宿になっていた。

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フランシスコザビエル像から夕陽を目指して歩いた。

曇で夕陽ははっきりとは見えなかったが、ぼくは、なぜか自然に涙があふれていた。

 

・・・なぜ、なぜなのか。

 

その答えを見つけるためにここまで来たのに・・・

 

自分には結局わからなかった。

 

・・・溢れ出る涙が心地良さとなるまで佇んでいた。

 

・・・・・・

 

翌日バスでシンガポールを目指した。入出国手続きでミスを犯し、手続きが遅れてバスは国境で行ってしまった。必ず入出国監査官に引っかかってしまう。

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自力で市バスに乗り込みシンガポールのチャイナタウンにたどり着く。

あまりの物価高に驚き、1日でマレーシアに引き返そうと決心する。

マレー鉄道でジョーホール・バルまで引き返した。翌月6月には廃止となった駅である。最後のマレー鉄道列車となった。

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ジョーホール・バル駅は改装され綺麗だった。街自体は薄汚れた匂いを肌で感じた。娼婦と闇酒の繁華街だ。

イスラム教徒の国では禁酒であるが、なぜか立ち飲みのお店が繁盛していた。

ぼくはこの街で気軽に飲む気になれず、シンガポールで仕入れたウィスキーをホテルの部屋で飲んだ。他の国とは違い、お酒を飲むこと自体に気が引けるのだ。

ホテルに1泊して翌日はジョーホール・バル駅からKLセントラル駅まで行くことにした。

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翌朝、ホテルをチェックアウトして駅まで向かった。途中、路上で娼婦と目が合う。娼婦は煙草に火をつけ色目遣いでぼくを見つめる。ところがその娼婦は、顔面から倒れた。痙攣している。周りの男たちは助けるどころか、笑い出しているのだった。

怖かった、その娼婦は痙攣からやがて死の硬直へと進行していた。

不思議だ、ぼくも含めて誰も助けようとしない。目の前で倒れた人を誰も助けるどころか、笑いの渦ができていたのだ。恐ろしい街だと思う。ぼくも助けるどころか怖くて速足で駅に向かった。

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列車に乗ってKLセントラルへ向かった。

KLセントラル駅からブキッ・ビンタン周辺のゲストハウスに宿を取り観光する。この街の夜も怪しげな匂いをかぎつけ、ナイトスポットに彷徨っていた。野生の感なのだろう。ぼくが出会った女性は香港から世界一周の旅を目指している、途中のアルバイトだと言っていた。女性は売るものがあっていいな。

人種の坩堝。多くは中国から風俗へと出稼ぎできている。マレーシアはイスラム教徒なので風俗で働く人はほとんどいない。

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クアラルンプール空港へエアアジアバスにて向かい、羽田空港へと飛び立った。