流星 おがしゃのブログ

冒険という夢を追いかけて世界を旅しています。いつしか世界中を巡り自分の居場所を探し出したいと考えています。 

旅すること

人生で一番幸せな時の流れ

無責任な日本社会を憂慮して・・・

グローバルビジネス編

 

 事業計画とは、企業内の事業毎にまとめた戦略シナリオである。多くの事業計画の過ちは、与えられた「あるべき姿」に対して過去の経験や従来型フォーマットを使うオペレーション的な問題解決案に留まり、本質的な問題を見抜けないところにある。本質的な問題を発見するためには論理的思考を身につけておかなければならない。 

 

 日本企業の中で事業計画に属する人々は、既存事業の採算分析表を作成するどころか、単に地域別・商品別・粗利の集計表を最も効率よく作成しているだけと言ったら言い過ぎであろうか。真の問題はトップ自らが意思決定の問題自体わかっていない、知らない、理解できない場合が多い。

 

 日本企業の多くの管理職はマネジメントを知らないといっても言い過ぎではない。大企業は計画立案部門、いわゆるマーケティング部門が自己満足の戦略シナリオをつくり、営業部隊に実践しろと強制する。したがって、現代のピラミッド型組織の弊害は戦略シナリオにも影響を及ぼす。

 

 プロジェクト型組織として企業内人材に留まらず、外部の人材との契約によってビジネスを展開する動きが出てきている。企業に属する人材が自分の会社を持つことを可能にする、すなわちマネジメント力のあるベンチャー制度。様々な「複雑系」が体系化される時、企業組織は生命体となる。

 

 素晴らしい事業計画は必要ない。成功したすべての創業者は、事業計画書で評価されたわけではなく、人物として評価されたのである。その人物に自然と人が集まるようになる。したがって、優秀な人物を揃える方法は、人々に尊敬される真の人間力を持つ人物を最高責任者にすることである。

 

 日本企業は、自社のミクロ的視野で物事を考える傾向がある。官僚的な企業内に於いては起業家精神を育む方法は困難である。事業の停滞期から衰退期の混乱と痛みの時期には、進歩を生み出す人物が企業内で活躍できるチャンスでもある。

 

 小さな事業を起こし、拡大した人達はリスクを最小とする直観と信念を持っている。社会と企業とのつながりを一つの事業と呼ぶことができるのであれば事業成功の決め手は論理思考を身につけた「人物」によるイノベーションなのである。

 

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