流星 おがしゃのブログ

冒険という夢を追いかけて世界を旅するフラッシュパッカー ゼロからのブログ

旅人の妄想-2

バンガの予言

ここは何処なのか、目覚めるといつも不安な気持ちになる。
長旅を続けていけば時空に歪められて居場所が分からなくなる。

 

ここは病院だと気づいた。左手にはチューブが刺されている。目が霞んでいてよく見えない。

 

 

意識は朦朧としている。何かを伝えようとしても言葉が出ない。

声を出して誰かを呼ぼうとした。

「ああ、あうう・・・」としか声が出ない。

 

自分では「誰かいますか?」と言っているのに何かに憑りつかれているように声が出ない。苦しい・・・昨日のことが思い出せない。

ベッドからふらつきながらも立ち上がり、誰かいないかと探すも誰もいない。

方向感覚がおかしい。ふらついて床に崩れ落ちた。

 

左手に刺されたチューブを引く抜くと血が溢れ出した。

血を止めなければという思いで布切れを探して左手に巻こうとしたがうまくいかない。

一瞬で自分の状況が分かった。

 

集中治療室だ。

 

自力でビニール製のカーテンを開きドアを開け、這いずりながら廊下へ出る。突然ブザーの鳴る音で看護士が血相を変えてぼくの側に来た。

何語を話しているのか聞き取れなかったが、自分の血だらけの左手を見て、医師を呼んでいるようだった。

 

「捕まってしまったのか・・・」そんな意識が甦る中で再び私は気を失った。

 

昨日に続いて僕は時空の歪みに彷徨っている。今が西暦何年なのかを解らずに、まるでコントロールを失った「タイムトラベラー」みたいのように。

 

昨日はバスルームで死んでいた女性のスウェーデンのホテルを早朝チェックアウトして、ストックホルムからヨンショーピングまで来ていたはずだ。

 

西暦2046年:すべての身体器官が簡単で一般的な方法で再現可能となり、人類が死という過程を失っていた。

 

しかし、これを利用したアバターゲームのような非人道的殺人が繰り返され、2050年:魂から再び肉体を宿すことへの判定裁判が国際法で施行された。

読者は知っているかもしれないがババ・バンガの予言と近い未来が形成されたのだ。

 

私が生きている世界の人類は人工知能とロボットにより物理世界を形成している。

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エネルギーと精神が解明されるには更に長い年月が必要となる。

 

※この小説は一部ノンフィクションを含んでいる

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