流星 おがしゃのブログ

冒険という夢を追いかけて世界を旅しています。いつしか世界中を巡り自分の居場所を探し出したいと考えています。 

旅すること

人生で一番幸せな時の流れ

旅人の妄想-6

地球の自然治癒力

あてもなくヒルトンホテル内のバーカウンターでビールを飲んでいると、ポニーテルでデニムのショートパンツ姿の小柄な女性がバックパックを背負い歩いていた。

 

  Tシャツに「希望」と描かれていたので、「ハーイ、キボウ!一緒に飲まないか?」と誘ってみた。
振り向いてくれないので更に声を掛けてみる。
「ハーイ! ユーハナニシニ・タイランド?」情けないことに実はこれが催眠術を解くキーワードだった。


彼女は一瞬戸惑いを見せ、私の方をサングラスの奥から見ている。
「ハーイ、久しぶりね、カズミ!」


どうやら彼女は私が探していた女性のようだ。金髪でブルーアイの笑顔が素敵なスウェーデン人だ。名前はカリータ34歳。見た目からは30歳前後にしか見えない。

漢字で「希望」と彫ったタトゥーの女性をようやく見つけることができた。

 

私達はヒルトンホテルにチェックインし、彼女に今迄の出来事を話した。

2050年にスウェーデンのヨンショーピングのSavoy Hotel Jonkopingでテロ事件に巻き込まれ、病院に運び込まれたはずなのに、気がついた時には2017年のバンコク・ナナのグランドプレジデントホテルにタイムスリップしていたことなど・・・。

彼女は深く考え込んだ後に言った。

「実は私にかけられてたという催眠術って嘘よ、予めあなたの顔写真は見ていたし・・・このタトゥーも偽物よ・・・あなたに会えという指令に従っただけ・・・私は今の時代から生まれ育っているの・・・だから未来の2050年のことはわからないわ」

彼女によればボスから人工ブラックホールによる歪められた時空間操作が宇宙そして地球での自然治癒力によって閉じられ始めているという事を私に伝えに来たという。彼女には理解できない内容であったらしい・・・そもそも彼女にとってタイムマシンなど空想の世界であろう。


意図的な時空移動が今後出来なくなって行くとしたら、私は2017年以降の時代を生きて行かねばならない。2050年の地球に比べたら自然豊かな地球で魚介類や肉も野菜も安心して食べられるのだから、かえって幸せな気分だ。


これから世界で起きる出来事を変えることはできない。したがって、歴史の事実を自分の目で確認することしかできないのだ。
たとえ人類の2/3が滅亡するとしても・・・

 

生き残れる地域と時代は歴史でわかっている。

だから、私は2050年の政府機関の仕事なんかを捨てて、この時代のバックパッカーになって核の安全地域へと旅に出ることを決意した。「世捨て人」と呼ぶがいい。

 

米国トランプ大統領のロシアへの宣戦布告は・・・

米国がその国から核攻撃を受けた場合を除いて、核使用に関する大統領の権限を制限しているため、発令されることはなかった。

北朝鮮も核を搭載していないミサイルが計算ミスにより米国北部AKに到達したという誤爆を認めていたからだ。しかし、状況は核が使われたという情報が混乱を極めた。

 

トランプ大統領は米国内でも孤立状態となった。米国の信用凋落により世界経済が奈落の底へと落ちていった・・・深刻なのは中国内の軍事クーデターにより世界秩序が崩れ始めたことだ。世界の軍事政権国家による不穏な動きが迫っていた。

 

情報は錯乱し、先制攻撃が核戦争の勝者となる訳ではなく防御システムの強い方が最終的に勝利する。ミサイル防御システム(MD)に優れているという米国製兵器は、実戦においては命中確率が低いことが第三次世界大戦で暴かれていった。

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※この小説は一部ノンフィクションを含んでいる。

 

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