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ファントーム 宇多田ヒカルのCDを手にして

音楽をダウンロードすることが当たり前になった時代にCDを購入した理由

 

 CDをモノとして購入したのは久しぶりだと思う。なぜ、ダウンロードではなくCDを購入したのか? CDに入っている「詩」と「写真」を手に取って何度も読み返したいと思ったからだ。僕はシンガーソングライターの唄をダウンロードしてWebで詩を検索して読むだけでは満足できなかった。唄を読むのは大切な儀式と思っている。

 

 16歳の頃の宇多田ヒカルの唄は聞きたくなかった。時は流れ、宇多田ヒカルは人生の困難を越えた大人の女性になっていた。今の「宇多田ヒカル」の唄を聞きたいと思った。詩も深く噛みしめるように読み進めている。音楽の世界で復活した彼女の魂の成長を感じ取っている。

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 11曲のアルバム。僕の癖で「一番短い詩」を注目した。

『人魚』の詩を読んで。

 

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 宇多田ヒカルの写真にもシルクのブラウスが多く写っている。小説で言えば短編であるが、作者の思いがストレートに感じるのだ。「あなた」とは誰なのか? 遠い昔に恋した彼なのか? 想いは東の彼方へ、思い出の8月。いつか帰りたいという気持ち。大人になった彼女が黄昏の思い出を語る。恋だけでは生きられないという切ない過去の振り返りと僅かな再会への想い。

 

 人は恋に落ち、忘れられない思い出が脳裏に記憶される。忘れたくても忘れない悲しい思い出がいつまでも残っている。楽しかった思い出より人は悲しい思い出が蘇っては思い出に涙を流す。会えるのなら会いたい。でも、会ってはいけない現実。それぞれの人生を別々に生きると決めたのだから。でも、でも人は愛した人を忘れることができない。

 

僕にも悲しい思い出がある。

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いつか、いつか心の蟠りが無くなることを信じて

ほら ほら 笑顔をつくらなきゃ

涙は嫌いなんだ 素敵な人生で

南の島で太陽を一杯 一杯浴びて笑顔で 笑顔で

忘れよう悲しい思い出 悲しすぎる思い出を

ほら ほら 太陽が微笑みかけてるよ

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