流星 おがしゃのブログ

冒険という夢を追いかけて世界を旅するフラッシュパッカー ゼロからのブログ

チェンライの田舎

ヤンゴンから長距離を移動してきた体にムチを打ってツインルームの一つのベッドに荷物を投げ出し、ビールと食料を求めてチェンライを彷徨った。

f:id:ogasha:20170110214104j:plain

チェンライはファランで溢れていた。しかし、いつもチェンライに来て飲める店はクロージング状態で誰もいない。とても寂しい。カウンターだけの店にアジア系の男が英語で話しかけてきたので、その店でビールを飲むことにした。

チャンビアを注文する。英語はみんな下手同士。

「どこからきたの?」お店の子たちが話しかける。

「ヤンゴンからタチレイ・メーサイ」と応えると目が点になってしまったようだ。こんな外国人は過去にいなかったのだろう。

f:id:ogasha:20170110214140j:plain

しばらく長旅の疲れからぼんやりと周りの風景を眺めて、PloomTECKを吸い出した。途端に質問攻めだ。

「なになに? それ何よ!」

「Japanese VAPE」と応えてあげる。

「キャー! ちょとそれ吸わせてよ!」

「えっ、まぁいいけど」ぶっきら棒に言った。

Ploom TECKを吸ってみると頷くジェスチャーを示した。

「まぁまぁかな」

自分のポケットにはiQOSも忍ばせていたが面倒なので取り出すことをやめた。

「お腹へっているんだけど、何かない?」

彼女はすぐ近くのファランで埋め尽くされているお店に行ってメニューを持ってきてくれた。優しい人だ。

メニューで注文してからしばらくこの店で世間話をしていた。タイでも3日まではお正月休みのようで、家族で過ごしている人が多いのかもしれない。

f:id:ogasha:20170110214215j:plain

メニューで注文した食事は手数料もとることなく、こまかいお釣りを渡してくれた。

 

ほぼヤンゴンからの飛行機の軽食以来の食事にありつけた後、そのお店をチェック・ビンした。ありがとうマダム。

 

タイウィスキーが好きなので置いてあるお店を見つけてサンソムウォーター・ウィスキーを注文する。至福のひと時だ。隣ではアジア系の男たちが英語で哲学を激論している。ぼんやりとボトルを眺めて一人呑みをしていた。

f:id:ogasha:20170110214304j:plain

「日本人ですか?」左で激論していた男は私に話しかけた。

「ええ、日本人です」

この男との出会いがチェンライであった。I氏ベトナム在中の起業家。貿易関連シンクタンク・コンサルタントだ。やたらと話が合う。日本の住所も近くであることが分かった。何時間彼と話し続けただろうか? 彼の隣で激論していた男はサッカーの中田にそっくりだ。彼との話はそっちのけでI氏は私に歴史観や日本社会について問答してくる。

f:id:ogasha:20170110214404j:plain

チェンライでまた変な友達ができてしまったようだ。

 

彼と旅を数日共にするとはこの時思わなかった。

f:id:ogasha:20170110214455j:plain

3度目のチェンライ訪問でタイ田舎の素晴らしさを初めて気づいた。