流星 おがしゃのブログ

冒険という夢を追いかけて世界を旅するフラッシュパッカー ゼロからのブログ

タイのウドンタニで暮らす愛しい日本人

ウドンタニで日本人四人が集った。

 

なぜ? 

 

ウドンタニで日本人が四人も揃って酒を飲みビリヤードをして夜更ししているのだろう。

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「ぎゃはははっ、俺楽しいっす」ウドンタニに既に数ヶ月過ごしている「御曹司」Y君が優雅な笑顔で騒いでいる。

その隣には、自分が泊まっているゲストハウスの宿の近くで比較的高級なホテルに宿している同年代というR氏がお酒に呑まれながら冷静な眼差しで僕に呟いていた。

「昔はウドンタニは良かったんだよ。もうタイではこれほど充実した所はなかったんだ。今はもう軍事政権でおしまいだぁ~」

そりゃ、そうだろうけど。

隣の娘のおっぱい揉みながら俺に話しすんなよ!

 

「僕もウドンタニには何度か来てるんですけど、随分変わりましたよね。特にセンタラへんとか・・・・・・」

 

誰も聞いていない・・・・・・なんて奴らだ。

 

女の子と途中で会話が途切れるじゃないか。

 

いまいましい英語とタイ語かどっちかで統一してくれ!

 

「ところで、昨日ベトナムから来たプレジデントに会いませんでした?」

「えっ、知り合いなの?」驚いたように御曹司が聞いた。

「そう、昨日飲もうって約束してたんだけど、あまりにもチェンライからのハードスケジュールで自分は寝ちゃったんですよ」

「そうなんだ。うんうん。知ってるよ。お腹が出たおっさんだよね!」今度はR氏が応える、

「そうそう、メガネかけたお腹ポッコリのタイ語・ベトナム語・英語ペラペラのおじさん。知ってるの?」

「昨夜、こいつが説教されてたから覚えてるよ。なぁ御曹司!」

R氏が隣の娘の太腿を擦りながら言う。

 

御曹司が女の子の胸から手を離して、下半身に興味深そうに、そして面倒臭そうに応えた。

「えええ~、あの人の知り合いなんですか? もう説教食らって、お前は馬鹿だチョンだの人生全て否定されちゃったんですよ」

 

こら! またその手を胸に戻すんじゃない! 人と会話するときぐらいちゃんとしろ。

 

「そうかぁ。やっぱりね」言いたいことをぐっと我慢して御曹司の話を聞き続けた。

 

「あの人、女の子からも嫌われてましたよ。 だって自慢しかしないんですよ。 そうそう、2月にはビザの関係で日本に戻るって言ってましたね」

「へぇ~、自分にはベトナム撤退って言ってたけど。色々事情があるからね」

「・・・・・・まぁ、取り敢えず3人の日本人でカンパーイ!」

 

奥にはビリヤード台が置いてあってファランと嬢が対戦している。しきりに嬢が目線を自分に投げかけているのは、2、3件プールバーを巡って戻ってきた前に彼女とビリヤード対戦していたからだ。モテるとかそういうのではない。

 

意外と冷たいんじゃないと自分に投げかけてみる。うん、結構自身を分析すると余程のことがない限り交渉することはない。

 

「あっ、もう12時で店が閉まっちゃうから移りましょう」御曹司から奥の店に行こうと誘いを受けて3人で向かう。

すると後ろから声をかけてきた男女の二人組。

「やー! サワディークラップ」

「おおおぉぉ~、来たな色男!」父親が現地でタイ人と結婚してついて来た暴れ息子だ。とにかく若くてスポーツ姿で彼女を連れている。

 

日本人四人がウドンタニでシャッターを閉めた店で飲み直すのだ。

なんだよぉ、彼女じゃないじゃん。超ロングで今までいるにしか過ぎないのかよ。

 

「こいつは、もう何でもかんでもモテまくってウドンの娘はほとんどヤツにヤラれてますぜ!」R・Y氏が同時に言う。

それは大げさだろうけど、確かに若くてスポーツマンで格好良くて親父がウドンでタイ人と結婚してたらそりゃモテるだろう。

ヤバイ。みんな彼への視線が熱い。ゲイの視線もあるし。

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そして、次の店に行こうとなった。

 

今日は6軒のハシゴとなる。

 

もう、この人達おかしい。俺もおかしいぞぉ。

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次第に人が少なくなる。詐欺師の女グループにも遭遇する。

 

何故だかR・Y氏が自分を助ける。スポーツマンは既に消えている。

 

お店閉店が近づいて、一人宿に向かった。

 

R・Y氏はビリヤードを続ける。

 

「はぁー、日本人と付き合うのはシンドイ!」

 

でも、楽しかった! くたばった!