流星 おがしゃのブログ

冒険という夢を追いかけて世界を旅しています。いつしか世界中を巡り自分の居場所を探し出したいと考えています。 

旅すること

人生で一番幸せな時の流れ

5年間の旅 #3

 燃える男はメタルギア5と同じように死んではいなかった。自ら胸に刺したのは火を一時的に鎮火するるための行為でしかなかったのだ。

 

 彼は無事ジュラルミンケースが進藤祐介の手に渡ったことを確認してから、身支度をして裏口から監視カメラを避けるように出ていったのだ。

 

 あの日の出来事を振り返ってみよう。

 進藤祐介はボロアパートの蒲田へ戻った。そして、彼はシャワーを浴びて冷蔵庫から缶ビールを取出していた。

 

 プシュー! 「いやぁ~もう~うめぇ! うめぇよぉ」

 

 扇風機の風に当たりながらタンクトップとパンツ一枚の姿だ。

 

ジュラルミンケースに視線を伸ばした。道具箱からペンチやら金槌を取出して鍵を開けようとする。意外と脆い。

 「ガシャーン」

 「全くどうなってんだかわかんねぇ」

 1万円札がびっしりと詰まっていた。一枚の手紙が添えてある。

 『自由に使ってくれ。底にある装置で時間移動もできる。 燃える男より』

 

 なんなんだ? 

 これは?

 何かのイタズラか? 

 ドッキリ番組か?

 

窓からは羽田空港へと向かう飛行機が見えていた。

 よっしゃー! パスポートもあるし、行くか!

 

f:id:ogasha:20170218065149j:plain

 待てよ! 

 確か100万円以上の現金は申告しなきゃいけないんだよな。

 まぁなんとかなるか。

 

 人生とは何とかなるもんである。

 

 完

www.zerokaranoblog.com