流星 おがしゃのブログ

冒険という夢を追いかけて世界を旅しています。いつしか世界中を巡り自分の居場所を探し出したいと考えています。 

旅すること

人生で一番幸せな時の流れ

藤井聡太四段の30連勝目が止まってからの心境

7月2日(日) 第30期竜王戦決勝トーナメント 佐々木勇気五段 対 藤井聡太四段

いよいよ30連勝をかけた対戦である。

筆者は飲み物やおやつを用意してPCの前のソファに1日観戦を覚悟して待機していたのである。

 

佐々木五段はスイス・ジュネーブ生まれの強敵である。何度も勝ち進む藤井四段の対局室の角隅で雰囲気などを偵察していた姿がTVに映された。眼光姿が印象的だった。藤井との対局は二回目であり、藤井が三段の時に将棋まつり非公式の愛知県で勝利している。気になったのはNHKの朝のニュース。千葉県柏市の将棋道場で佐々木五段の師匠や小学生の塾生が佐々木五段の必勝をインタビューで応援していた姿だった。

 

それほどしてまでNHKはこの藤井将棋ブームを終わらせたいのだろうかと思ったのである。政治不信が経済に及ぼすような時勢の中で彗星の如く現れた天才棋士「藤井聡太」に日本中が次世代の期待と未来への勇気を与えてくれているのにと。

 

昼食休憩

 

同時に筆者も昼食休憩に入る。大冷やしラーメンだ。マスコミは将棋の内容がわからないので勝負メシに集中する。分からないでもない。確か40分の休憩時間だ。戦局は佐々木五段の作戦が奇妙な雰囲気の中で徐々に優勢ではないかといった判断が囁やかれていた。

 

ちなみに筆者はシーフードカップラーメンにタイのトムヤンクンエキスを混入して3分の待ち時間で10分には完食していたのだが、辛さ加減を間違えて投了してしまったのである。

 

さて、局面はどちらが優勢なのかどうか微妙にわからなくなっていった。

素人目からしても35手目の「8二歩打」には驚きを隠せなかった。佐々木流とは言えこれほど急戦を見た記憶が無いからだ。

 

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ここから佐々木流の作戦が恐ろしく激しいものになっていく。藤井四段に間違いの手があったのだろうか? 検証は済んでいないので何とも言えないが対策を練る手が今後生まれてくるだろう。それほど佐々木流の今回の内容は圧勝だったのである。

 

藤井四段は佐々木五段に破れ竜王戦という大舞台のトーナメントで姿を消す事になってしまった。タイトルを狙える実力を持っているだけに30連勝というよりは、この竜王戦決勝トーナメントで敗退してしまったことに意気消沈してしまったのである。

 

そして筆者は数日間筆を執ることができなかった。

14歳の藤井がスーツの上着を着直し、負けを覚悟している姿には自然と涙が溢れてきたのである。

既に負けを覚悟した最後の強襲の手。

相手が時間がなくて迷えば逆転の目がある。勝負師としての最後の賭けだ。

 

しかし、佐々木五段は冷静にコンピュータの読みと同じ手を指していく。

「勝ち目はない」

佐々木五段に敗れはしたが、藤井聡太は天才なのだ!

 

改めて藤井聡太四段の大ファンとして深い研究棋譜を歴史に残してくれたと思う。

 

壮大なる宇宙のような空間を将棋盤のマスに展開する藤井聡太。

 

次からは本気でタイトル挑戦権を得て欲しい。

 

大志! 藤井聡太に本当の負けはない。

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