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バックパッカーの心得

お金があろうとなかろうと、バックパッカーは安宿で長期滞在をして、次なる地へと旅立つ。

お金を使うだけではなく、稼ぐ方法も知っている。

身だしなみは、お粗末で髪も髭も伸ばし放題だ。

ポニーテールでゴムバンドをして後髪を束ねる。

洗濯もしないし、シャワーを浴びないので臭う。

そして、必ずと言って煙草を自作する。時には大麻を仕入れれば、そのまま紙タバコにしてしまう。パイプも持参している。

 

そして、薬によって宙を舞う感覚で何かをしでかす。

泣いたり笑ったり踊りだしたり、ゲロを吐いたりもする。

 

1泊150バーツ超えの宿には泊まらない。

個室で誰にも邪魔されない空間を創り出す。

 

旅の計画はない、気分によって次なる場所に移動する。

ワンイヤーが当たり前のように過ぎ去っていく。

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通常の観光客とは別世界である。

欧米で1ヶ月のバカンスと聞いても彼らは驚かない。

 

問題はその国の滞在期間のビザだけだ。

島国と違って隣の国境を越えれば、ビザの期間が再生する。

だから、バックパッカーはビザ切れギリギリの日まで滞在して、違う地に移動する。

延長して見つかっても、罰金を払えば良いつもりで過ごす。

 

バックパッカーは、安酒を飲み、身を細くして、やつれた顔で窓から外を眺めている。

もう何年もそんな暮らしを続けて世界を巡る旅をしている。

特にユダヤ教イスラエル人は、それを教訓として世界を巡っている。

 

お金が無い訳でもない、世界を巡って文化や経済を学ぶ。そしてその国の人種の考え方の基本を理解する。いわゆる宗教の巡礼でもある。

 

彼らの目的は宗教と経済であるから、日本人には理解することは不可能だ。

彼らはやがて眠りから目覚めて、経済と文化を知ったビジネスを始める。

ユダヤ教の教訓だからだ。

だから、ただのバックパッカーではない。

 

数十億の資産を持ったバックパッカーもいるのだ。日本人には理解できないだろうし、そんな旅はしたくないだろう。

 

やがて彼らは自家ジェット機で世界のビジネスを始める。

お金持ちの生活儀式もあるし、人とのコミュニケーションを深める意味もある。

 

それが今、ネットワークを通じて世界中の友だちを作っては、簡単に会いに出かけてゆく。

AIとIT技術の発展で、スマホがあればどこにでも行けるし、コミュニケーションを通訳ソフトでやり取りできるようになった。

 

昔風のバックパッカーは姿を消し、きれいなホステルやゲストハウスで仲間を作っては、夜のネオン街に一緒に繰り出す。

 

長い髪と髭もなくなり、清潔感漂うバックパッカーに変化したのだ。

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ホステルでカップルができることも多く見てきた。出会いと別れが分かっていても、好きになった男女は愛を求めていく。

シャボン玉のような恋だけれど、そこはお互いに理解している。

 

まれに結婚する人もいるのも事実だ。男女の出会いと趣味が一緒であれば、正しい選択なのかもしれない。

 

でも、旅での別れは辛い。

 

そんな複雑な一人旅が、行動を起こすのだ、このままじゃいけないと感じて。

 

平凡な暮らししか知らないで一生を終えるのもよし、世界を巡って人類とは何かを感じるもよし、そのままの自分を表現すればよいのだ。

 

老人大国の日本を見ていると、長生きすればよいわけではないと感じるはずだ。

 

思い立ったら行動すべし。

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